最近はみなさんテレワークで在宅のまま仕事されている方が多いのではないでしょうか。紅川も3月はほぼ自宅で仕事をしています。個人的にはオフィスで行うよりはやはり効率は下がるなと。皆テレワークに慣れていないこともありますし、誰からも見られていないというのが一番大きいのではないでしょうか。(私はサボってませんよ)

今回は私が出会ってきた中でも特にうざかった人TOP3をご紹介したいと思います。
皆さんもこのような人にならないように気をつけましょう。

そしてもしこのようなうざい人の被害を受けている同僚がいたらこの記事を見せてあげてください。「あーこの人ってやっぱり客観的に見てもうざい人なんだな」と思うだけでも少しは心が楽になるはずです。


銅メダル🥉

人生消化試合のまったりおじさん
「もう私がでしゃばっても若い人には勝てないし、そもそも若い意見を潰しても組織として嬉しくないだろうからできるだけ大人しく定年まで働こう。あの仕事はあの若手にやらせよう。あぁ今日も天気がいいなあ。」

という考え方に近いあなた。おめでとうございます、銅メダルです。

被害を受けている方へ

特に年配の方に多い銅メダリストですが、このタイプの方は唯一無害か被害が軽微であることが多いので比較的マシなタイプのメダリストです。

このタイプの方は仕事から逃避する傾向が強く、直属の上司にでもなってしまうと「いてもいなくても同じ」状態になってしまいプロジェクトの予算がもったいない状態になってしまいます。

さらに深刻なケースは仕事から逃避するが管理はしたがるタイプのメダリストの場合です。この場合は「いてもらうと仕事が進まないor邪魔されるor謎の仕事を生成する」ため即時に他の活躍できる部署に異動してもらうようにさらに上の上司に相談をした方が良いでしょう。

銅メダリストの方へ

若手の皆はあなたの経験に基づいたアドバイスを求めています。なのでもしあなたが若手の意見を潰さないようにという優しさからあえてアドバイスをしていないならば、明日からでも遅くはないので自分の経験に基づいたアドバイスをしてあげてください。もちろんその際は「若手の意見と私の意見は同じ重さ」であることを伝えてあげてください。年長者の意見を尊重する伝統的体育会系な若手の場合は、何も考えずにあなたの意見を採用してしまうかもしれませんので。有意義な議論の素地をあなたの経験を棚卸して造ってください。


銀メダル🥈

豪速球ストレートコミュニケーション人
「うん、いや、ちょっとなに言ってるかわからないです。あなた私の言ってること理解できてます?正直ちょっと●●について1から勉強し直した方がいいですよ?本当にあなたのせいでプロジェクトがうまくいかなくなるかも知れませんよ?」

複数人の打ち合わせでこのようにある一人に対してズバッと切り捨てる発言をよくするあなた。おめでとうございます、銀メダルです。

被害を受けている方へ

このタイプは性別問わず全年齢で見られる「直球コミュニケーションこそ正義であって、ズバッと本質をついてコミュニケーションすることこそ組織の腐敗を防ぐんだ!」というような思考を持っている人達です。このような人達は優秀(もしくは自称優秀)であることも多いので、何かと厄介な存在です。

このような人に接する際に一番やってはいけないのがケンカをすることです。煽られてもムキにならず冷静に大人な対応をすることが必要になります。ケンカをしてしまうと、あなたに対する周りの評価にも影響する可能性があります。冷静に冷静に。

自分に少しでも非がある場合は素直に謝りましょう。あなたが思っているように周りもメダリストのことを煙たがっている場合が大半ですので、あなたが冷静に謙虚に接すれば接するほど「こんなに言われても怒らずなんて人ができているのだ!(あなたの評価↑/メダリストの評価↓)」を期待できます。

もしも耐えがたい状況が続いている場合はすぐに上司に相談してください。おそらく上司の手元にもメダリストの性格含めた人事情報はきているはずですので、「やっぱりここでも問題起こしたか」といった具合にメダリストの異動の検討をはじめてくれるでしょう。

応用編ですが、このタイプの人は味方につけるとあなたの身代わりで言いたいことをズバッと言ってくれる守護神になることもあります。ノーリスクで特定の人を攻撃するツールにすることもできます。味方につける絶対的条件は「格下に見られないこと」です。メダリストは基本的に「自分が優秀だと思っている人には頭が上がらない」ことが多いです。もしあなたがメダリストより優秀な能力を持っていて、メダリストから一目置かれているのならば裏から操ってみるのも良いかも知れません。

銀メダリストの方へ

あなたは自分の意見を言える価値のある人間だと思います。意見を持たない作業者社員よりは何倍も価値があるのでその点は自信を持って良いと思います。ただ意見の主張方法に問題があり、伝わるものも伝わらなくなってしまっています。これは非常にもったいないことです。また、壊さなくても良い人間関係を壊してしまったり、チームの雰囲気を悪くしたり、あまりいいことがありません。

協調性とは周りにあわせることではありませんので、なにも「意見をするな」「輪を乱すな」と言っているわけではありません。問題なのはあなたの伝え方です。専門的な言い方をするとあなたはアサーション技術が不足しています。

すぐにアサーション技術についての情報を仕入れて考え方の矯正を行ってください。


金メダル🥇

正論こそ正義な実態無視インテリ風リーダー
「この●●のタスクはこの日までに完了させる計画だったよね?・・・いやYESかNOで聞いている。・・・だよねYESだよね。じゃあなんでできないの?決めたことできないなら今後どうすればいいの?今後同じこと起こさない思索を考えてからじゃないと議論できないわ。うんまずそこから報告して。あとさ(以下長時間続く)」

このように正論のみ見て実態を見ようとしないあなた。おめでとうございます、金メダルです。激ウザです。

被害を受けている方へ

このタイプの人は課長や部長などの役職者よりも、現場のリーダークラスの社員に多く見られます。そして一番危険なタイプの社員です。正論を振りかざし、まるで詰将棋をするかの如く部下や下請けの社員を理論的にも精神的にも追い込んでいきます。

正論こそ絶対的正義だと思っているので、なにがあっても正論を押し通そうとします。また、プロジェクトの実態を捉える能力に欠けているため、現場の状況をあまり汲みとってくれません。立場上弱い現場は、正論で無理やり納得させられた対応や追加タスクなどで疲弊し、モチベーションが低下し、チーム全体の士気まで低下させて負のスパイラルに陥ることがあります。

また、プロジェクトに必要な専門知識がないメダリストリーダーの場合はさらに深刻で「本質的に無意味な資料の作成指示」「ロジック的には正しいが超抽象的な指摘」「打ち合わせ中に無価値な脳内正論ロジックの披露による時間浪費」「当たり前なことをロジカルに説明してくる事による時間浪費」等々の被害を受けることがあります。

メダリストの部下になってしまうと最悪の場合、うつ病を発症するなど体調不良になってしまうことがあります。ですので、このタイプのメダリストが上司になった場合は以下の2つの対策をとって被害を受けないように身を守ってください。

対策1 上司へ相談
まずは上司に問題点を説明してメダリストの配置転換または左遷を提案してください。このタイプのメダリストの害は上司からは見えないことが多いので、できるだけ具体的に(必要に応じて問題言動なども克明に記録をとって)被害を報告してください。

対策2 8割がた聞き流す
どうしても付き合っていかなくてはいけない場合は、怒られても8割りがた聞き流してください。全ての指摘などを受け入れていると精神がすり減って最悪の事態になるかもしれません。貴重な命をこのような無駄なことですり減らさないでください。

金メダリストの方へ

チームの雰囲気が悪くなっているなと感じたら、まずは自分の言動を振り返ってください。相手の感情を無視して、またはチームの実態を無視して正論だけをぶつけていないでしょうか?おそらくリーダーであるあなたの仕事は正論にチームを導くことではありません。チームの目標を達成するのがあなたの仕事なので、何をしなくてはいけないかを現場の状況を鑑みて、現場の意見に耳を傾けて、正論だけではなく曲論・邪論も駆使してチームの目標を効率よく達成してください。

最後に
会社は同質的な人達で馴れ合い平和に過ごす組織ではないですが、気持ちよく働きたいものですよね。

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